2009年6月2日火曜日

高級志向と差別化の違い

ある時期、記事等で"日本で作れる製品はいずれ新興国でも作れるようになる。新興国の製品は安い労働賃金を使って生産されるので日本の製品より安い。日本の製品は高級化して対抗すべき"旨の論調を見かける事がありました。
日本の家電製品や自動車は高級志向を強めたのですが、2008年秋の米国金融危機で高級志向製品はダメージを受けてしまいました。本当はお客さまの所有欲・利用欲を高める製品やサービスを志向すべきだったのではないでしょうか。日本では他人と異なる事を嫌う傾向があるように思います。だから、手間暇かけて品質や機能を増やした既製品の高級化に走ってしまったのではないかと考えます。手間暇が売価に見合うとお客さまが判断してくれれば良いのですが、既に出回っている商品との違いにお客さまが気づかないと"なんだか、高い商品だな〜"で終ってしまいます。"他人と違う"を必要以上に恐れる事はないのだと思います。すぐにフォロワーが出てきますが、また"他人ととは違う"何かを見つけていきましょう。

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