2009年4月14日火曜日

一人歩きする数値

毎日新聞 2009年4月14日朝刊記事で原子力発電所のデータ改ざんをしたメーカーに経済産業省が原因追求と改善策を速やかに報告するように指示したと掲載されていました。
品質検査はお客さまが製品を利用する際に安全である事を担保する為に必要なものです。品質検査には色んな数値目標が出てきます。その目標をクリアする為に設計部門や製造部門、購買部門が懸命な努力をします。その努力過程に魔物が潜んでいると私は考えます。数値ばかりが目について段々お客さまの顔が見えなくなっていくのです。なぜ、そんな事になっていくのでしょうか。一つ考えられるのは、悪い結果報告を聞き入れないトップ(部門の場合もあります)が居るのではないかという事です。悪い結果を現場が報告出来なくなるとどうなってしまうでしょう。今回のような改ざんという事が起きてしまいます。(お客さまに貢献する事に対してでなく組織内部の都合に対してのインセンティブが大きくなる状態)今一度、何の為に検査を行うのか思い出して欲しいものです。改ざんの原因究明をきちんと行い公表すべきです。
その事が出来なければ"社会インフラを支える企業になる"と宣言した日立製作所に明日は無いかも知れません。

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