2009年8月3日月曜日

総合とは

日立製作所が子会社の株を買い付けて(TOB)、完全子会社化すると発表しました。
日立製作所や東芝、三菱電機は総合電機と呼ばれる企業でした(完全に過去形ですよね)。総合電機というのはその企業で全ての商品やサービスを提供出来る事 というのが私の定義です。
一つの企業で全ての商品やサービスが提供出来ると何が利用者にとってメリットになるのでしょうか。利用者にとっての一番のメリットは一人の営業マンに話をすれば全てが揃う であろうと私は考えます。
確かに物が少ない時代は一人の営業マンに頼めばO.K.という状況は煩わしさの軽減につながったのかも知れません。ただ、物が余ってきている時代には利用者は厳選して(価格であったり、デザインであったり・・)商品を選びます。煩わしさの解消ではアピール出来る要素が小さくなっています。また、総合を実現しようとすると各分野のトップ企業の製品と類似してきます。(手っ取り早く品揃えするには真似をするのが簡単)類似品が多いという事は何を意味するのでしょう。利用者には魅力的な商品と感じられなくなってしまい、結果として商品はあるけどあまり売れないという状態に。総合を維持すればするほど、類似品の山となってビジネスが大きくならない。そんな状態はいつまでも続けられないと思います。
企業の歴史が長いという事は”変われない”の代名詞にならないように・・

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