私の方にも振込みが完了して、娘の就職活動の講座に充てさせてもらいました。(大学3年から活動しています。仕事に興味を持ってくれることは良い事です)
給付金の申し込みが未だに紙で実施していることに批判的な記事もチラホラ。お役所のコンピューターシステムの末席で仕事をしている私からすると『本当にそうですよね。皆がスマートフォンを持つ時代に』と思う反面、今の役所のシステムはコンピューターシステムの黎明期から稼働しているモノで下記の特徴があり簡単ではないな とも。
1.ネットワークが貧弱であったために所管課単位でシステムが作られている
2.紙の申請書フローを電子化しただけで当時の決済ルートが厳格に残されている
3.システムの開発は業者に丸投げしているので業務仕様理解が曖昧
などなど
項番1はユーザである市民を役所全体で一元管理出来ず、システム毎に市民に個人番号を割り振っている状態です。そのため、税金や健康保険、介護保険といったシステム間で情報連携するための個人特定をする突合表システムのようなモノが存在します。(その突合が同期しないという問題解決に時間を取られる)
項番2は本来であれば異常なデータでなければシステム内で決済してしまえば良い(ネットで決済できるシステムがありますが、一々 銀行員がチェックしていません)ケースでも紙出しして管理職が決済印を押印する運用が残っています。紙で決済した結果を再度システムに打ち込むという管理職ボトルネックを生み出します。
項番3は『分からないから、前のプログラムソースを引き継ごう‼︎』ということになり、未だにCOBOLが現役という状態を生み出しています。コンピューターの言語は扱える人が入れば問題ないのですが、昨今のご時世でCOBOLを教えるような学校もありません。人材確保がどんどん難しくなります。(私の所属する会社ではCOBOL要員を育成すると言っていますが・・若い方には人気がありません)
ということで、ここは『多少、過去と異なることとなってもシステムを刷新してシンプルかつスピーディーに世の中の変化に対応できるように新規作成しよう』と政治家が判断するべきなんだと思います。
業者に丸投げするのではなく、メンテナンスを考慮してシステム開発の技術者を役所で雇うべきとも思います。(そうなると私の属する会社は元請さんからの発注がなくなりますが・・)
税金を無駄な使い方しない という観点に立てば40年程度続いている現状を打破しないといけないと思います。(私は職探しに出ないといけませんが)