派遣法改正前からの不況が非正規社員の増加を生み出したと書かれていました。確かに不況から脱していないうちに、円安(zero金利を続けてしまい、主要国と大きな金利差を継続したのが主な要因でしょうか)で輸出型企業が好調になって、あたかも日本全体が潤った(輸出型企業は潤ったはずだが、円高になった途端に儲けが飛んでしまうリスクを抱え込んだ)ように見えていたところに米国の金融信用不安がトリガーになって米国の経済活動収縮が起きました。そして
■米国の需要減(日本製品も米国で大規模な販売量減少)■米国の金融機関の手仕舞い(円キャリートレードの巻き戻しで円高進行)
のダブルパンチを食らって慌てて日本の輸出型企業が人員整理(ただし、すぐに正規社員に手をつけられないから非正規社員から整理)しているという事なのでしょう。
輸出型企業以外の企業育成を進める施策が無かった結果、日本は今慌てているという事なのかも知れません。
ただ、ある業種に頼った1本足打法的運営というのは非常に心もとない(それと利益享受の伝播性が低い)という事がある程度日本の人にも認知されてきているとすれば高い授業料だったかもしれませんが、今回の米国発金融信用不安を糧にする事で新しい未来が開けるのではないでしょうか。(日本の人が得られた未来を実感できるようになるには5,6年かかるかも知れませんが)
後ろを振り返ったり、下を向いていてはいけません。前を見て。未来を想像して。
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